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奈良・京都・大阪の葬儀の現場で毎日働いています    葬祭業一筋20年になります    奈良家族葬葬儀のオフィスシオン
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私はだいぶ泣きました

でも、社長の様子がおかしいんです

社長は気丈に私の様子を気にかけながら

慌てさすことなく、ゆっくりお別れさせてくれました

あの子のお別れ会、火葬の後、一泊の出張から帰ってきた途端

おかしいんです

姿がなくなってしまったことにショックのようです

男の人は、なかなか涙を見せたり

弱音をはいたりしないみたいです

だから、解決しにくいんです

でもその分、人にやさしくなれるような気がします




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かけがえのない人  

皆さんにも、いらしゃると思います

考えてみると、そんなにたくさんの人数は、いないはずです

私は、先日家族を亡くし、姿が無くなりました

愛犬ですけど、ちゃんとした家族です

失礼な話ですけど、家族以上の存在でもありました

子供と一緒でした

今、私の子供たちは大きくなり、自立しようとしていますが

亡くなったその子は私たちのそばにいつも居てくれました

今、姿が見えなくなって、

「かけがえのない・・・存在」にこころ動かされています

ほかの犬ではダメなんです

みーちゃん(猫)がいててもダメなんです

かわりがないんです

かけがえのない存在。大事な人

教えてもらいました

私は今、グリーフの勉強をしています

悲しい気持ちが、急に襲いかかってくるという

本当にその通りでした

楽しく話している時も

何気なく、ふと、首を下に向けるだけで、2~3秒じっとして

しまうんです

坂本 九さんの「上を向いて歩こう」あの歌よくわかります

首を下に向けるとダメなんです

今日もひとりでラーメンを食べていた最中も急に泣いてしまう

んです

先日から、毎日毎日 「思い出ビデオ」と作るのに

不慣れなものなので必死でした

夢中になり、集中して楽しかったです

たくさんのあーちゃんの写真を見ながらいろんなことが

思い出されました

この時間がすごくよかったような気がします

思い出を綴れました

終りではなかったんです

今はあーちゃんに、かけがえのない存在に、出会えたことを

感謝に変えていこうと・・・そう思っています

もし、優しくなれた分、ほかの方に分けていきたいです。






最後のお別れの日です

昨日は、どうしたらいいのかわかりませんでした

柩を買いに行きましたが、納棺せずにいました

(まだドライアイスも、お線香も、トイレのマットもそのままです)

葬儀をどうしよう 私にとっては家族ですが・・・

ほかの方からすれば、愛犬、ペットに葬儀をすることを

理解してもらえるのか、話(ことば)が出ず夜になりました

「お寺様にお経を読んでもらえるのか・・・

近しい人たちに来てもらうのか・・・

祭壇のお花は用意してもらいました。

ピアノも勇気を出して、お願いしました

(ペットのことなのに、リクエストまで聞いてくれたんですよ)

社長にお寺さんどうしよう?と相談したら

「お願いしてあるよ」とこれで安心しました

一緒に働く皆には、当日の朝になりましたが、

来てもらえるよう電話しました。

当日の朝、4時ごろまでかかって

「あーちゃん感謝の言葉」 と いうビデオを作っていたんです

どうしても、音声がつなげず諦めていたものを

そのあと朝7時30分までかかって

社長が作り上げたくれたんです

開式前いいお別れ会にしたいため、

次々といろんなことが 思い浮かんできました

親しくしているお寺様(ペットは初めてとおっしゃっていましたが・・・)

お寺様に表白の代わりに

「犬の聖歌」というものを読んで頂け るよう

厚かましいお願いもしました

ある方のは、「虹の橋」という詩を朗読してもらいました

「犬のおまわりさん」献奏していただき、一緒に歌いました

司会もお願いしました

色鉛筆で描いてもらった弔電やお手紙も読んでもらいました

急に「社長謝辞」も振るようにお願いしました

社長は私が何もしゃべれない分、

その気持ちを全部話してくれました

私たち葬儀の仕事に携わる者たちは、いのちに敏感になって

悲しみの中にいる方たちと接する仕事です

なにか少しでも感じ取れた気がします





















哀悼のことばを頂いています。


喜安さんから・・・・・

何度でも何度でも

再生して見てしまいます。

つたない動画だけど

専務と一緒につくりました。

私は知らなかった

あーちゃんと専務のすごした時間を思うと、

せつないです。

思い出がずっとずっと残りますように。



社長から・・・・・

喜安さん しきたりアカデミーの仕事を止めてしまって、
遅くまで頑張ってくれてありがとうございました。

つい、先日TブレインのF先生に教えてもらったビデオの編集を
こんなに早く、応用編までできるようになるのですね。

わが子よりもはるかに長い時間を一緒に過ごしたあーちゃんの死を前に
専務はまだあーちゃんの話が出るとすぐに目を真っ赤にして涙がこぼれてくるようで、全く仕事にもなりませんけど、少しづつながら外出もできるようになりました。

私の決断力がないためか、まだ火葬の日程なども全く決めれていない状況ですが、専務自らが何か言い始めるまではしばらくはこのまま置いておこうと思っています。

本人が立ち直るまでにはまだしばらく時間がかかりそうですけど、その間、業務の方もよろしくお願いします。






たくさんの方から、メッセージを頂きました。

何も言わず、そっとお花をおいていてくれた方もいました。

たくさんの方にご心配かけています。

こんなに素晴らしいビデオを作っていただいて

この思い出は私の宝物にします。
 



今、あーちゃんはきれいにシャンプーして真っ白になり

トリミングのブラシをかけて、ふわふわのふっくらした

元の元気だった頃に戻ったようです。

新しい服を買いに行き、着替えも済ませ、

お気に入りの私のフリースに包まれ、羽毛の布団で寝ています。

目もと、口元も笑ってるようで、よく寝ているようです。

葬儀屋さんなのに、ドライアイスも何もしていません。

このまま、ず~と時が続きそうなんですが、

(私ひとりがひとり占めしていると・・)

火葬してあげないと天国に行けないような気がしてきて

本日、社長にお願いして段取りしてもらいました。

親しくしている問屋さんにペットの棺を買いにも連れってもらいました。

これからあーちゃんに触れたり、抱っこしたりはできませんが

この思い出ビデオ「あーちゃんアルバム」があれば

こわくありません。

ご心配をかけました。

私だけでなく、みんなつらい経験をしているんです。

この経験を通し、たくさんの方にもっと優しくなれたらと

これからもがんばりますので、

これからも助けてくださいね。

ありがとうございました。






 

プロフィール
HN:
代表  寺本恵美子
性別:
女性
職業:
葬祭コーディネーター
趣味:
仕事
自己紹介:
家族葬専門葬儀社
オフィスシオン

0120―365―442


株式会社オフィスシオン 専務取締役

儀典オーガナイザー(NPO法人 FBO 認定)

1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定資格葬祭ディレクター技能審査)

日本グリーフケア協会 グリーフケア・アドバイザー

ホームヘルパー2級


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