劫（こう）

ものすごく長い時間の単位です


今、社長がシステムの会社の人に

明日の現場の説明をするのに

「　『ごこう』　っていう字は　『ごこうしゆいしじょうじゅ』　の　『ごこう』　」

「　『ご』　　は漢数字の　『五』　
　『こう』　　は時間の長さの　『劫』　」

と、説明していましたが

システムの人はシステムの人らしく

「頭の中で文字の変換ができません」と言ったらしいです


この『劫（こう）』っていう時間の単位は

「ものすごく長い」という単位だと言われています

五劫のもの長い間の時間、考えて考えていろんな策を巡らし

などと、阿弥陀さまのお話の中に出てきます

仏教用語みたいなもので

１辺が４０キロメートルの箱の中に満タンに入っているケシの実を

ひとつづつひとつづつ出していくのにかかる時間だと言われたりしています


ウィキペディア（社長が大好きです）によると

１劫は４３億２０００万年だそうです


こんな時間の話など

私たちは葬儀社だからお寺さんにいろいろと聞いて知っていますけど

「時間の単位のこう」と一言言われただけではわかりませんよね


ちなみにめんどくさいことを　「おっくう」　と言いますけど

これは　「億劫」　と書いて　「100×1千×1万×1億」　のことらしいです