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奈良・京都・大阪の葬儀の現場で毎日働いています    葬祭業一筋20年になります    奈良家族葬葬儀のオフィスシオン
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「湯かん」という儀式があります

亡くなられた方が、入浴介護のお風呂を使い

洗い清めていただく、そのお時間を家族の方は一緒に見守っていただく

という儀式です

肌は家族の方にも見えないように、大きなバスタオルで隠されます

シャンプーをしていただき、からだも丁寧に洗ってくれます

指の先まで、一つづつ丁寧です

洗顔して、お顔そり(男性ではひげそり)

爪も切ってくれます

その温かいシャワーに包まれているときの、

故人さまのお顔を見ると、本当に気持ちのいいお顔の表情を

されるんです

そのことは、ご家族の方もよくおっしゃってくれます

「エステをしてもらっているみたい」と・・・

どの方も、「湯かん」は良かった!

だんだん表情は変わり、にっこりとされているような

穏やかで、きれいになります

お化粧もしていただき、病気をする前、お元気なころの表情に

戻していただけます

お気に入りの洋服やスーツ、着物に着替えて

最後の旅立ちです

本当は、そのお時間を見守っていただくご家族の方に

意味があると、思っています

「病院できれいにしてもらったから」と、断られる方もいますが

湯かんは、遺された家族が受ける儀式のように思います

費用のことをいうのであれば、お供えのお花を減らしてでも

していただく・・・・価値はあります

赤ちゃんが生まれた時、産湯につかるように

亡くなられた時も 同じです

ある先生から、「供養」とは、『子「供」を「養」育する』 

と書きます

生まれたての赤ちゃんをよだてるように

亡くなられた方の魂を育むように

一周忌、三回忌~三十三回忌まで弔い上げ

私たち生きている前世も一緒です

前世と後世で、ひとつの円が描かれています

だから、「死んだら終わり」ではないんですよ

「思い出してあげるために、供養があるんですよ」

そう教えてもらったことがあります



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プロフィール
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代表  寺本恵美子
性別:
女性
職業:
葬祭コーディネーター
趣味:
仕事
自己紹介:
家族葬専門葬儀社
オフィスシオン

0120―365―442


株式会社オフィスシオン 専務取締役

儀典オーガナイザー(NPO法人 FBO 認定)

1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定資格葬祭ディレクター技能審査)

日本グリーフケア協会 グリーフケア・アドバイザー

ホームヘルパー2級


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