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奈良・京都・大阪の葬儀の現場で毎日働いています    葬祭業一筋20年になります    奈良家族葬葬儀のオフィスシオン
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私たち葬儀に携わるスタッフは

今まで非常に高額の報酬をいただいてきたと思います

特に関西中心の「あんこ」とか「献茶」とか呼ばれるスタッフは

一般の方々からすると

際立って高額の金額をいただいてきました

そこには「専門性」があると皆さんが思ってくれていたからです

確かに一昔前には専門性はありました

それが「葬儀の仕事だから、普通の人はしない」

という専門性だと考えていた人も多かったんですけど

その当時から私はそれが専門性ではないと思ってきました

どちらかというと

「緊急性がある」というところに

葬儀の仕事は専門性があると考えていました

いつ、仕事になるのかわからない

この状態でいつもいつも自分の生活のリズムを作っていかなくてはなりません

だからどんな大事な約束よりも

仕事が優先されるべきであることに

専門性を感じていました

そして、その分の補償として

高額なお給料をいただいていたんだと思っていました

そして、もう一つは

外現場であって、毎日毎日いろんなところに行かなくてはいけないこと

そしてその場その場で臨機応変に対応していく能力が求められていること

ここにも専門性があると感じていました

しかし、ここ10年くらいで

葬祭会館での葬儀が定着して

毎日、毎日同じ場所で

同じマニュアルで葬儀がこなされるような状態になってきて

私が思っていた専門性は薄れて行ってしまいました

その時、今の社長から言われたことがあります

「葬儀の仕事に携わる者はホテルマン以上のホスピタリティマインドが必要」

ということです

それは最大の悲嘆に直面したご遺族と

わずか数日間ですけど

ともにすごすことが私たちの仕事ですから・・・

私はそのことにものすごく共感し、

葬儀スタッフサービスを社長とともに10年近くやってきました

そして、今の私が考えている葬儀スタッフの専門性とは

間違いなくそこにあると思っています

したがって、同じ葬儀会館に、毎日同じように業務をこなすために通っていることだけでは

専門性は見いだせず、高額な報酬をいただく立場ではなくなってくるということです

そのことをこの1年かけて

シオンのスタッフにわかってもらいたくて

一緒になって、ご遺族のためにどのように自分を磨くことができるかをやってきました

これからもこの方針をずっと持ってやっていくことこそ

葬儀スタッフとしての専門性が確保できることだと思います

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同感です
献茶のおいしい時代は終わりました今からはホスピタリティー 癒やしの接待だと私も思います だいたい 会館の仕事で昔の時代の金額設定はおかしいと思います 安物献茶は来た時から帰ることしか考えないとこちらの社長はよく言います お茶とお絞りだけ配っておけばよい時代は去りましたお客様もニーズを敏感に反応できる澄んだハートが一番必要だと肝に銘じる今日この頃です
原ッピ 2009/03/24(Tue)00:08:08 編集
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プロフィール
HN:
代表  寺本恵美子
性別:
女性
職業:
葬祭コーディネーター
趣味:
仕事
自己紹介:
家族葬専門葬儀社
オフィスシオン

0120―365―442


株式会社オフィスシオン 専務取締役

儀典オーガナイザー(NPO法人 FBO 認定)

1級葬祭ディレクター(厚生労働省認定資格葬祭ディレクター技能審査)

日本グリーフケア協会 グリーフケア・アドバイザー

ホームヘルパー2級


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